悠久のラボラトリ

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リディー&スールのアトリエ アイテム価格の計算法則

概要

お店でアイテムを売る時の売却価格、そしてコルネリアの量販店にアイテムを登録した時の量販価格の計算について紹介します。

「リディー&スールのアトリエ」のアイテム図鑑には、各アイテムごとに「基本価格」という値が掲載されています。

確かにこの基本価格は実際の価格に大きく影響しますが、「基本」と書いてある通り、他にも様々な要素が価格決定に影響します。具体的に影響するのは以下の要素です。

売却価格

まずは売却価格です。

売却価格基礎値

売却価格の基礎値は以下のように計算できます。これは、「プライスレス」や「プレミア価格」などによる価格変動を含まない売却価格です。

(品質による補正) = (いつもの品質補正倍率) - 0.25

(特性Lvによる補正) = 1 + int[(特性Lv合計)/3] / 100

(売却価格基礎値) = int[ int[(基本価格) * (品質による補正)] * (特性Lvによる補正) / 2 ]

intは小数点以下切り捨てを意味します。intが何回も出てくる複雑な式ですね…。

いつもの品質補正倍率はこれです。いつもの倍率は品質50の時に1倍となりますが、今回は「-0.25」が付いているため、品質100のときに補正倍率が1倍となります。

特性Lvについては、「(特性Lv合計)/3」、つまり特性Lv平均が価格上昇%になっていると考えると理解しやすいです。例えば特性Lv合計が150の時は、+50%で1.5倍となります。特性Lvはゲーム中で確認できないので攻略本を参照してください。

売却価格変動値

「プライスレス」や「プレミア価格」などの価格変動特性が付いている場合は、以下のように変動値を計算します。

(品質による補正) = (いつもの品質補正倍率) - 0.25

(売却価格変動値) = trunc[ int[(基本価格) * (品質による補正)] * (価格変動率) ] + (価格変動量)

truncは、小数点以下を「絶対値が小さくなるように」切り捨てる操作です。マイナスの数に対する挙動がintとは異なります。いずれもExcelの関数名をそのまま使っています。

価格変動率と価格変動量は、価格変動特性に設定されているパラメータです。例えば「プライスレス」と「プレミア価格」では以下のようになっています。他の特性は攻略本を参照してください。

特性 価格変動率 価格変動量
プライスレス -0.5 0
プレミア価格 +0.75 +45

売却価格変動値は高値系の特性を付けるとプラスになり、安値系の特性を付けるとマイナスになります。該当特性が複数ある場合は、それぞれについて計算し、合計します。

売却価格

売却価格は、これまで計算してきた基礎値と変動値の合計になります。

(売却価格基礎値) + (売却価格変動値の合計)

ただし、1以下になった場合は1とします。売却価格の最低値が1コールなのは、実際にアイテムを売却しようとすると何となく分かると思います。

量販価格

量販価格は、売却価格とアイテムLvから計算できます。

int[ {(売却価格)+5}^2 / 2 ] + (アイテムLv)

これだけです。売却価格の計算を頑張ったぶん、そこから量販価格を計算するのは楽です。

ただし、計算結果が99999以上になった場合は99999とします。

計算例

それでは、いくつかの例で実際に計算してみます。

まずは、このハルモニウム。

価格変動特性は含まれていません。基本価格は69、アイテムLvは26、特性Lv合計は142です。

(品質による補正) = 2.198 - 0.25 = 1.948

(特性Lvによる補正) = 1 + int[142/3] / 100 = 1.47

(売却価格基礎値) = int[ int[69 * 1.948] * 1.47 / 2 ] = 98

(売却価格) = 98

(量販価格) = int[ {98+5}^2 / 2 ] + 26 = 5330

ぴったり合いました。

次に、こちらの賢者の石。

価格変動特性の「プレミア価格」、そして特性Lvの高い特性を付けています。基本価格は150、アイテムLvは37、特性Lv合計は293です。

(品質による補正) = 1.72 - 0.25 = 1.47

(特性Lvによる補正) = 1 + int[293/3] / 100 = 1.97

(売却価格基礎値) = int[ int[150 * 1.47] * 1.97 / 2 ] = 216

(売却価格変動値) = int[ int[150 * 1.47] * 0.75 ] + 45 = 210

(売却価格) = 216 + 210 = 426

(量販価格) = int[ {426+5}^2 / 2 ] + 37 = 92917

これも合いました。高い…。

最後にこちらです。

基本価格415と、量販登録可能なアイテムの中では最も高い次元爆弾。上限の99999でカンストしていますが、もしカンストしなかったらどのくらいの値段になっていたのでしょうか。試しに計算してみましょう。

(品質による補正) = 2.198 - 0.25 = 1.948

(特性Lvによる補正) = 1 + int[118/3] / 100 = 1.39

(売却価格基礎値) = int[ int[415 * 1.948] * 1.39 / 2 ] = 561

価格変動特性が3つあるので、それぞれ変動値を計算します。

(売却価格変動値1) = int[ int[415 * 1.948] * 0.75 ] + 45 = 651

(売却価格変動値2) = int[ int[415 * 1.948] * 0.55 ] + 30 = 474

(売却価格変動値3) = int[ int[415 * 1.948] * 0.5 ] + 15 = 419

(売却価格) = 561 + 651 + 474 + 419 = 2105

(量販価格) = int[ {2105+5}^2 / 2 ] + 38 = 2226088

なんと結果は222万6088コール!所持金の最大値を上回ったので、この通りの値段が付くと買えません。

これが約99999コールになるので、約95.5%の大値引きをしてくれているわけですね。やはりコルちゃんは天使。