番外. 「終末の種火」等の計算
「終末の種火」の効果「終末の光」「崩壊の極光」、そして「N/A」の効果「無限大の爆発」は、これまで解説してきた内容と異なるダメージ計算となります。
「ソフィーのアトリエ」における性質と似ているので、そちらも参考にしてください。
性質
- アイテムの特性Lvの合計値が高いほど威力が上昇する。
- 「神を破壊せし力」など、「+○○%」系の特性が+100%まで乗る。
- 「+○○%」系の特性の合計が+100%以上になると、アイテムの特性Lvの合計値が2倍になるのと同様の扱いになり、飛躍的に威力が上昇する。
- 基礎ダメージ上昇・品質・反比例強化・アイテム威力強化・属性・最終ダメージ倍率などの効果を受けない。
- 連携率の影響は受ける。
- クリティカルしない。「必中クリティカル」や「一撃必殺」を付与しても同様。
- MP不足による減衰と、難易度VERY HARDでの同名アイテム複数回使用による減衰は受ける。
- 「ふたつの力」などのダメージ効果特性を付与した場合、そのダメージは通常のアイテムダメージとして計算され、装備やスキルの影響を受ける。
計算式
「1. はじめに」の表記に倣って書くと、計算式は「(基礎ダメージ) * (威力値) * (連携率) * (その他) / 100」です。
基礎ダメージは攻略本記載通りの値です。「幸運の運び手」などの効果は効きません。ただし「期待値大幅増」などの乱数安定特性は効きます。
威力値は少し特殊な計算です。「崩壊の極光」の場合の計算式を示します。特性による強化が+100%以上かどうかで分けて記載します。
+99%以下:(威力値) = (50 + (特性Lv合計) × 0.5) × (特性による強化倍率)
+100%以上:(威力値) = (50 + (特性Lv合計) × 2 × 0.5) × 2
式の通り、+100%を境に特性Lv合計の扱いが2倍になります。ただし、全体に掛かっていた特性による強化は2倍(+100%)で上限になります。そのため、+100%に届かせることは重要ですが、それ以上はこの効果のダメージにおいては無意味、ということになります。
「終末の光」と「無限大の爆発」も、式の構造は同じです。上式の50に相当する値を定数部、0.5に相当する値を特性Lv係数と表記した場合の、各効果におけるこれらの値を示します。
効果 | 定数部 | 特性Lv係数 |
---|---|---|
終末の光 | 40 | 0.4 |
崩壊の極光 | 50 | 0.5 |
無限大の爆発 | 0または1 | 0.75 |
「無限大の爆発」の定数部は、実測だと0のほうが合っていますが、攻略本には1と書いてあるので、曖昧な書き方にしています。これをどちらが正しいかはっきりさせるのは困難ですし、どちらで計算してもさほど結果は変わらないと思います。